アダルトゲームメーカー

主にアダルトゲームを製作しているメーカー(企業・同人を問わない)及びブランド。


エルフ

もともとはPCギャルゲーでの大手で、セガサターン時代にコンシューマに参入して同社のゲームを移植しています。
堅実なヒットのイメージの移植ギャルゲーとしては異例の人気を集め、『下級生』(30万本弱)『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』(22万本以上)とセールス的にも大成功したのでした。
コンシューマギャルゲーの歴史においても、最も成功したブランドなのは間違いありません。
サターン以後はほとんど出すこともなく、コンシューマを事実上撤退してPCに注力。
しかし事業は縮小し、つい先日の2016年3月31日、ホームページが閉鎖されました。

TYPE-MOON

日本にある同人ソフトサークルおよび有限会社ノーツのゲームブランド。
現在は活動の場を商業に移しています。
ノーツは同人サークルとしてのTYPE-MOONメンバーによって設立された会社であり(社名はメンバーの一人・奈須きのこの小説『Notes.』に由来)、「ノーツ=「TYPE-MOON」と言える。代表は武内崇氏。

「TYPE-MOON」を直訳した「型月」という通称で呼ばれることもあります。

第一作「月姫」を製作する為に結成。
株式会社コンパイルのグラフィッカーだった武内崇を中心に1999年結成。武内崇の中学校時代からの友人である奈須きのこに、コンパイルの元同僚であったプログラマーの清兵衛・音楽のKateを加え、4名でスタート。
この作品が大きく話題を呼び、一躍同人ゲームファン、オタクの間で名前を知られた存在に。
その後、アドオンディスクの「月姫PLUS-DISC」、ファンディスク「歌月十夜」が製作され、同人界で圧倒的な存在感を示します。
2002年には「渡辺製作所」と共同で「MELTY BLOOD」を製作し話題を呼びました。
精巧に作り込まれた世界観やキャラクターなどで知られていて、アダルトゲームブランドながらバトルやアクションシーンの熱さにおいても高い評価を受けています。
次回作を奈須きのこ氏が学生時代に書いた「Fate/stay night」にすることになり製作に着手するのですが、作品の規模やクオリティ面から同人では何かと制限がある為に製作が困難となり、商業化の道を選択。

Key

株式会社ビジュアルアーツ傘下のゲームブランド。
KEY ・ key ・ kEy などの表記も使用されます。

また、ゲームブランドKeyに所属するシナリオライター 麻枝准の、作曲家として活動する際の個人名義として用いられることもあるようです。

NEXTONのゲーム『ONE〜輝く季節へ〜』(当時はTacticsブランドでの発売)の開発チームが独立して、1999年に設立。
2009年で設立10周年を迎えています。
MOON.』や『ONE〜輝く季節へ〜』でヒットを飛ばし、期待されていた大作『Kanon』が大ブレイクし、一躍有名ブランドとなりました。
その爆発力はアダルトゲーム市場全体を大きく発展させる引き金となったのです。
『Kanon』発売後も、『AIR』、『CLANNAD』と大ヒット作を連発。
特に、『AIR』はアニメ化がヒットし、新たな世代の『鍵っ子』を生む要因ともなりました。
恋愛アドベンチャーゲームに「泣き」「感動」「笑い」の要素を取り入れた「泣きゲー」ジャンルの草分けかつ代名詞的存在として知られています。
また、Key Sounds Labelという自社レーベルを持ち、Keyブランドのゲームのオリジナルサウンドトラック等はすべてこのレーベルから発売されています。
通称は「」と略されることが多く、Keyの熱心なファンは「鍵っ子」と呼称されることが多い。

ヒットの牽引役はメインライターである麻枝准の影響が大きく、各作品では折戸伸治の楽曲とともにプレイヤーを引き込む独特の世界観を構築しています。

Leaf

株式会社アクアプラスのアダルトゲームブランド。
通称「葉」。

Leafでは主に成人向けのゲームを取り扱っており、家庭用ゲームのブランドであるAQUAPLUSと区別されています。

アクアプラスのアダルトゲームブランドであるリーフは「僕達はまだ芽が出たばかりの小さな葉っぱ、でもいつも天に向かって手を伸ばしていよう。そして、いつかきっと、大地にしっかりと根付く、見上げるほどの大木になろう。」という、想いを込めて命名されているようです。
Keyとひとくくりにされ、「葉鍵」と言われることが多いです。
デビュー当初は知名度もなかったのですが、1996年にビジュアルノベルシリーズ『』『』で評価を高め、97年の『To Heart』の大ヒットによって一躍美少女ゲームのトップブランドに躍り出ました。
特に『雫』は一般層にビジュアルノベルというジャンルが知れ渡る大きなきっかけとなったのです。
1998年には、F&Cのクリエイターだったみつみ美里氏、甘露樹氏を中心とした東京開発室を発足。
以降も『こみっくパーティー』『うたわれるもの』『ToHeart2』などのヒット作を提供、一時期ほどの勢いは無いのですが、人気ブランドの一角を担っています。

最近では全年齢を対象とした家庭用ゲーム開発を中心に行っているため新作はAQUAPLUS名義で出ることが多く、アダルトゲームブランドとしてのLeafの名前はあまり使われなくなっています。

戯画(ぎが)

株式会社テイジイエル企画のアダルトゲームブランドである。
アダルトゲーム業界を代表するブランドで、複数の制作ラインを稼動させているため、たくさんの作品を世に輩出しています。

TEAM BALDRHEAD(通称:バルドチーム)制作の作品、及びシナリオライター丸戸史明氏と原画家ねこにゃん氏のコンビ(通称:まるねこコンビ)の作品以外は評価が低い作品(地雷)が多いことで知られており、そのような作品は『戯画マイン』と呼ばれることも。

ロープライスブランドに「プレカノ」があり『となりに彼女のいる幸せ』シリーズ等を発売しています。

ゲームソフト会社。1969年創業のコナミ工業を前身に1973年に設立。1978年マイクロコンピュータ搭載のビデオゲーム機を開発・発売。1982年パーソナル・コンピュータ用ゲームソフト,1985年家庭用テレビゲームソフト事業に参入しました。伝説のギャルゲー1994年に、コナミから男性向け一般恋愛シミュレーションゲームの先駆けとなる『ときめきメモリアル』が発売されます。この作品は業界とユーザーに大きな...

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