脱衣麻雀
アーケードのエロゲーといえば、脱衣麻雀でしょう!
20世紀のアーケードゲームにおいて、どこのゲームセンターの一角にも置かれていた脱衣麻雀。
2000年前後にゲーセンにあった麻雀ゲームは、ほぼ「脱衣」麻雀だったのです!!
今では規制のため見かけなくなり、完全に廃れてしまった文化ですが・・・当時夢中になって遊んだ人も多いのではないでしょうか?
2000年過ぎにバーチャファイター4あたりからゲーセンでもネットを引くゲームが出てきはじめ麻雀格闘倶楽部、MJがリリースされ脱衣麻雀以外の麻雀対戦が人気を得るようになりました☆彡
脱衣麻雀(アーケード)とは、その名の通りゲーセンで出来る脱衣麻雀のことです。
基本的なルールは、トバすか規定数勝つなど、従来の脱衣麻雀と変わりません。
コンピュータと麻雀で対戦した結果に応じて、主に女性のヌード画像が表示されるように設定されたものを指します。また、その多くはイカサマ技が使用できるなど、実際の麻雀よりゲーム的な誇張をされている。「脱がせ麻雀(ぬがせまーじゃん)」と呼ばれることも。
ルールとしてはアーケードゲーム内での二人麻雀がデフォルトで、自分が上がれば相手が1枚脱ぎ、相手が上がればゲームオーバーとなります。
対人戦というよりはCPU相手の1人用ゲームです。
2人麻雀の場合は、プレイヤーが上がればコンピュータが1枚脱ぎ、コンピュータが上がればプレイヤーがゲームオーバーとなります。
もし3人以上で行う場合には、ツモられたらツモられた人全員が、振り込んだら振り込んだ人が脱いでいきます。
これが脱衣麻雀の基本ルール。
安手とかそういう概念はなく、とにかく上がれば勝ちで上がれなければ負けのシンプルさ点数を失った人は脱ぐ!というわけです。
とにかく最速の聴牌を取っていくことが重要。
最初の脱衣麻雀ゲームは、1983年に日本物産が発売した業務用の『ジャンゴウナイト』といわれています。
同作にはプレイヤーが和了すると画面中央に小さく表示されたバニーガールが1枚ずつ衣装を脱いでいき、5連荘で全裸となるシステムが導入されてました。
男性側は脱衣のリスクが無い代わりに、持ち点が極端に少ない状態でスタートするのが通例。
有名タイトル
脱衣マージャンは基本的に2人麻雀で、他家を気にする必要もなく、自分のペースで手を進めていくことができます。
また、和了できればすぐにご褒美が入るシステムなので、初心者のモチベーションアップという点では最適でした。
上級者に囲まれて、一度も上がれない・・・みたいなことはほとんどありません。
最近では、ゲームセンターとかでもほとんど見かけないですが、1980年代は脱衣マージャンは各ゲームセンターにあるようなメジャーなゲームだったそうで、1980年から90年にかけては多くのタイトルが発売され、ゲームセンターやファミコンなどで多くの雀士を輩出してきました。
スーパーリアル麻雀PU
スーパーリアル麻雀PV
スーパーリアル麻雀PW
スーパーリアル麻雀PX
スーパーリアル麻雀PY
スーパーリアル麻雀P7
麻雀刺客
ぱにっくスタジアム
マージャントリプルウォーズ
マージャン沈黙の編隊
ま〜じゃんバニラシンドローム
美少女雀士プリティセーラー18禁
麻雀CLUB90’s
対戦アイドル麻雀ファイナルロマンス2
対戦麻雀 ファイナルロマンスR
対戦麻雀 ファイナルロマンス4
対戦ホットギミック
対戦ホットギミック快楽天
対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン
G-taste麻雀
アイドル雀士スーチーパイスペシャル
アイドル雀士スーチーパイII
麻雀エンジェルキッス
流星雀士キララ☆スター
VS雀士ブランニュースターズ
ラブリーポップ麻雀 雀々しましょ
ラブリーポップ麻雀 雀々しましょ2
麻雀クリニック
麻雀放浪記 掟
麻雀レモンエンジェル
麻雀同級生
麻雀学園祭
ミラージュ 妖獣麻雀伝
麻雀ダイヤルQ2
E雀ハイスクール
麻雀ハイパーリアクション
ジャンジャンパラダイス
VS麻雀 乙女繚乱
若草物語 麻雀四姉妹
スケバン雀士竜子
マージャンクエスト
and more…
JAMMAの規制強化
ゲームセンターにおけるわいせつ画像に対するJAMMAの規制が強化されたことで脱衣麻雀の居場所はさらに限られることになってしまいました。
ゲームセンター内が年齢制限のない空間であることを考えると仕方のないことといえるでしょう。
現在では、細々と存在していた麻雀需要としての脱衣マージャンの台も、本格麻雀を打ち出した麻雀ファイトクラブやMJなどに取って代わられ、ゲームセンターからは完全に姿を消すこととなりました。
現在では、パソコンやスマホゲームに一部存在しています。
今では到底考えられない話ですが、アーケードの脱衣麻雀商用作品には明らかに実在するアイドルを真似たキャラや、どう見ても実在するアニメキャラに似ているキャラを使った著作権を明らかに無視した作品が多く出回っていました。
当時は今よりも緩かったこともあり、この手の権利的にかなり怪しいゲームが、麻雀に限らずエロ非エロ問わずちょいちょい存在したのですが、裁判沙汰になった例も少数だがあったそうです。
後年にはAV女優の実写取り込みによる作品もありました(日本物産/三木商事合作による「AV麻雀ビデオの妖精」など)。
アーケード版開発メーカーとその商品
アップル(大人の麻雀)
アルバ(麻雀学園、リアル麻雀 牌牌)
カネコ(TEL雀、ジャンジャンパラダイス)
キワコ(ヤクマンクラブ)
サンリツ電気(麻雀狂時代)
ジャレコ(アイドル雀士スーチーパイ、VS雀士ブランニュースターズ)
セタ(スーパーリアル麻雀)
ダイナックス(麻雀クラブ、雀遊記、麻雀デリンジャー、麻雀フライデー)
日本物産(テレフォン麻雀、ギャルの告白、宇宙より愛をこめて、セカンドラブ)
ビスコ(雀々しましょ、麻雀遊技)
ビデオシステム(ファイナルロマンス、麻雀ファンクラブ、麻雀大予言)
ユウガ(麻雀学園卒業編、スーパーマル禁版)開発はいずれもカプコン
フェイス(麻雀学園2)
ホームデータ(麻雀放浪記、マージャン ビタミンC、個人教授)
ホワイトボード(スケバン雀士竜子{販売はセガ}、麻雀クエスト{販売はタイトー})
魔法(麻雀レモンエンジェル)
三木商事(麻雀かぐや姫、麻雀カメラ小僧)