ビジュアルノベル

文章を読むことが中心目的のアドベンチャーゲームの一種。単にノベルゲームとも呼ばれる。
小説のようにテキストを読み進めることをメインとし、プレイヤー選択肢によって結末が変わるアドベンチャーゲームとなります。
ビジュアルノベルは、電子画面上で読む小説であり、画面に表示される文章に絵や映像・音・選択肢・画面効果などを加えたもので、ボタンを押して文章を読みすすめて選択肢を選ぶだけで、エンディングを見ることができ、途中で現れる選択肢により物語の展開が変化するゲームです。
この呼称は、Leafが制作した「雫」が「リーフビジュアルノベル」と銘打たれたことによって生まれました。

 

 

攻略するための必要なフラグが多かったり、特定のエンディングを見ていないと行けないルートもあります。
真ENDやトゥルーエンドといった類のエンディングを見るためには、それ以外のすべてのエンディングを見ている・・・二周目以降に「開放されるイベントを見る」などの条件がついているものが多いです。
このように文章を読み進めるタイプのゲームは、チュンソフトが制作したサウンドノベル『弟切草』および『かまいたちの夜』が元祖です。

泣きゲー

泣きゲーとは一言で言えば「泣かされるゲーム」であるが、シナリオの内容が悲劇や感動の要素を多く含んでいるために、思わずプレイヤーの涙を誘う展開を主体としたゲームのことです。
もともとは、エロゲーにストーリー性を持たせるための過程に要素に過ぎませんでしたが、Keyソフト系のギャルゲーで、『Kanon』や『AIR』、

 

 

『CLANNAD』などが人気を博し、エロよりもプレイヤーに感動を提供することを主眼とするジャンルとして次第に確立されたのです。
ストーリー性を中心にすえた『同級生2』の中で、杉本桜子のシナリオが泣きを中心としていて有名です。
後の泣きゲーの基本となったのが、『ToHeart』のマルチルートで、人とロボットによる「禁断の恋」をテーマとしているために、様々な苦難や悲劇が待ち受けていて、その結末に多くのプレイヤーが涙しました。
『Kanon』はアダルトアドベンチャーゲームとして発売されたものの、性的な場面はほとんどないに等しく、後に発売された全年齢版において物語としての完成度は高められたといえるでしょう。
やがて「ゲームで泣けた!」という口コミが広がり、『To Heart』や『Kanon』が全年齢版の発売を経てテレビアニメ化されたことで、ギャルゲーの存在は広く認知されるようになっていくのでした。

マブラヴオルタネイティヴ

G線上の魔王

AIR

CLANNAD

リトルバスターズ!