恋愛ゲーム
恋愛ゲームとは、主人公とゲーム内キャラクターとを恋人同士にすることが目的のゲームのことです。
恋愛をテーマにしたゲームの中でも、交際のやりとりの疑似体験をプレイヤーに提供するところに特徴があるといえるでしょう。
性的描写がない作品は、「ギャルゲー」の一種に分類され、性的描写のあるアダルトゲームの中にも恋愛ゲームは多いです。
女性プレイヤー向けの恋愛ゲームは、プレイヤーキャラが女性のものと男性のものに大別され、いずれも交際相手となるキャラクターは男性です。
ゲームシステムの面で区別するなら、主にテキストアドベンチャーやシミュレーションなどに分類されます。
相手の好感度を上げるために主人公のステータスを鍛える『ときメモ』や『卒業 Graduation』のように、育成ゲームの要素があるとシミュレーションとされやすいです。 一方で、『To Heart』や『Kanon』以降は、よりストーリー重視の恋愛ゲームが増えてきて、「恋愛アドベンチャーゲーム」と呼ばれるようになりました。
エロゲー(アダルトゲーム)
年齢制限を持つアダルトゲームのうち、性的描写のあるゲームの事です。
コンピュータソフトウェア倫理機構による公式名称は「R18ゲーム」。
俗に「18禁ゲーム」とも呼ばれます。
性的描写を含む「成人向けゲームソフト」についても、女性プレイヤー向けに美形男性キャラクターの同性愛を描いた「ボーイズラブゲーム」や、女性視点で描かれる「18禁乙女ゲーム」、男性プレイヤー向けに少年愛を描いた「ショタゲー」や、男性同性愛者向けにゲイ雑誌に通じる表現で同性愛を描いた「ゲイ向けゲーム」なども存在します。
家庭用ゲームの場合は、コンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)などの規制により、性的描写は一切認められていないため、自然とエロゲーはPCゲームに限られます。(出演する声優はイメージを壊さないために別名義を使う事が多いようです。)
一時期は、AV女優などを使った実写のエロゲーも存在したのですが、最近ではほぼ全てと言っていいほど、二次元のものが占めています。
エロゲーといっても、性的満足を充満させることに特化したゲーム(通称抜きゲー)や、性的描写はあくまでも物語上のワンシーンに過ぎず、ストーリー性やエンターテイメント性(泣きゲーなど)、ゲーム性に特化したゲームなど、多種多様あります。
ジャンルは恋愛アドベンチャーゲーム、ビジュアルノベルが大半を占めていますが、その他にもRPG・シミュレーションRPG・育成シミュレーション・アクションゲームなどがあり、エロの部分以外でも意外とゲーム的要素もしっかりできています。ひと昔前では誰でも手軽にエロシーンが見られるノベルゲームが主流となっていましたが、一方でRPGやSLGなどでは一般ゲームに劣らない大作も数多くでています。
RPGやSLGのコンシューマゲーム機への移植では当然性描写はカットされていますが、ゲーム性の秀逸さを落とし込まれたものがよく移植されていました (Fate・WORDS WORTHなど)。
18禁故に、グロテスクな描写にも自重しない場合があるので注意が必要です。
18歳未満の人は絶対にプレイしないこと!
キャラゲー
キャラクターゲームの略で、マンガやアニメなどの何かしらの媒体を原作とした作品のキャラや設定を流用したゲームのことです。
売上の数パーセントを版権の使用料(ロイヤリティ)として著作者に収めることで、キャラクターの使用権を獲得して製作されるそうです。
原作のストーリーをゲーム上で再現する場合もあれば、スピンオフ作品として原作を踏襲したオリジナルストーリーの場合は、キャラクターのみを流用している場合など色々なパターンがあります。
学園が舞台であるパターンとファンタジー世界が舞台となる場合が多いです。
登場する主人公、ヒロインがとてもキャラ立ちしており、かわいい、かっこいい、萌え、燃えといった感情を揺さぶってくる作品。
イチャラブ系もここに分類されます。
まぁ、ゲームを遊ぶ事の楽しさよりも、登場キャラの魅力を堪能するというスタンスだと思ったらいいかもしれません。
欝ゲーや泣きゲー等と同じ、エロゲーやギャルゲーのジャンル・カテゴリに含まれています。
キャラ萌えゲーとも呼ばれています。
人気作品がゲーム化するため、新規層よりも原作ファンには買ってもらえる見込みがあるために、作るゲーム会社としては非常にメリットがあると考えられています。
それ故に、ゲームとしての造りが甘く出来が悪かったり、旬を逃さないための短い製作期間のようなオトナの事情や原作の進行具合やシステムの都合などで、登場するキャラが少なかったり原作の再現度に問題があったりすると、 容赦なくクソゲーと言われるリスクもあります。
とくに、ファミコンの全盛期には酷いクソゲーが多かったので・・・。
もちろん全ての作品がそうではなく、普通に楽しめるタイトルも多数あって、中にはアニメ並みのクオリティーだったり、ゲームとしても素晴らしい名作もあるために、キャラゲーだからといってバカにはできないです。(物語が完結してない作品の場合は、割り切って購入するしかありません。)
その一方で、原作のファンがゲーム自体に興味が無くても初回限定版などの特典を目当てに購入するという側面もあることから、ゲームそのものの評価はたいして問題視されない一面も持っているようです。
名作キャラゲー
『アストロボーイ鉄腕アトム アトムハートの秘密』
『キャプテン翼シリーズ(テクモ版)』
『キングダムハーツシリーズ』
『ジョジョの奇妙な冒険(対戦型格闘ゲーム)』
『スーパーロボット大戦シリーズ』
『ソードアート・オンラインシリーズ 』
『NARUTO ナルティメットシリーズ 』
『Batman: Arkham Asylum』
クソゲー
『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』
『ドラゴンボール 神龍の謎』
『AKIRA』
『美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負』
『MAJOR パーフェクトクローザー』(2008年クソゲーオブザイヤー大賞)
脱衣
エロゲとかにある、負けたら服を脱ぐルールのゲームのことです。
発祥は野球拳。
作品やゲームによってルールや目的も異なり、『パンツだけの姿にしたらクリア』『パンツも脱がせて全裸にしたらクリア』『全裸から先までたどり着いたらクリア』と様々。
脱衣麻雀:脱衣といえば!の脱衣ゲームの代表格。
野球拳:『脱衣ジャンケン』という別名も。
脱衣ブロック崩し:キャラの着ている服をブロックとして崩していくゲーム
脱衣ポーカー:『ストリップポーカー』という別名もあります。
脱衣クイックス:囲った部分が『脱衣差分に変化する』というのがありがちである。
おっぱいゲー
巨乳キャラのおっぱいが揺れるエロい乳揺れゲームのことです。
横揺れ、縦揺れ、同時に、そして交互にバインバインと揺れるオッパイ。
ガイナックスの『トップをねらえ!』がアニメにおける乳揺れを確立したと言われているそうですが、ゲームグラフィックの歴史は、「乳揺れ」の歴史といっても過言ではないでしょう!
SNKの2D対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説2』に登場する不知火舞は、ゲーム史における乳揺れの元祖とも言われていますが、シリーズを経るごとに舞のおっぱいの乳揺れの感じでKOFがどう変わったか判別されているとかないとか。(笑)
テレビゲームの世界で、最も顕著な揺れオッパイが見られるのは『デッドオアアライブ』ではないかと言われています。
おっぱいは、キャラクター表現で一番わかりやすいグラフィックシンボルであり、意外とゲームにおいてのキャラ作成では一番力が入っていると考えられてもいます。
スーパーロボット大戦のヒロインキャラの乳揺れは、周知のところでしょう。
機動戦士ガンダムSEEDのマリュー・ラミアス艦長の巨乳を意識した様なバストがぷるんと揺れるシーンは、21世紀には一般に浸透していったアニメの表現技法といえます。
有名どころでは、ドラクエ8のゼシカやFF7のティファがおっぱいキャラがいますけど、。
ちなみにカップサイズに関係なく揺れるキャラは揺れる。
最近では、キャラクターエディットでおっぱいの大きさまで自由に決められるゲームもありますけど、少年向けコンテンツのゲームにおいてもおっぱいゲーは重要なのかもしれません。
抜きゲー
いわゆるえっちぃ系。
とにかく幅広くお好みのフェチズムが見つかるはずです。
通常エロゲ―といえば、このジャンルをイメージする場合が多いでしょう。
おかず目的・肌色多め。