季節を抱きしめて

やるドラシリーズの二作目にしてシリーズ中で最もギャルゲー色が強く、「ダブルキャスト」とは違った意味でヒヤヒヤする修羅場なシーンが多いと話題になりました。
それぞれの季節をテーマとしている、やるドラ4部作の「春」。象徴とする花は「桜」。
やるドラシリーズの特色である全編アニメーションによって描き出されるキャラクターの動きの美しさは、当時としては革新的なものでした。
一浪の末、大学に合格した主人公が大学構内の通称「悲恋桜」の下で倒れている、セーラー服を着た記憶喪失の女の子を見つけることから物語が始まります。

 

 

「文字と音楽で表現する」サウンドノベルというジャンルに美麗なアニメーションを追加したシステムで、サウンドノベルなのにアニメを見ている感覚になれました。
ゲームをクリアするほど新たな選択肢が増えていくなど、何度でも楽しむことができるサウンドノベルでした。
第1弾の『ダブルキャスト』とは違って、バッドエンドなどで猟奇的なシーンなどは含まれていません。
今までに読んだことがあるメッセージを高速でスキップできる機能がありますので、慣れてくれば10分ほどでクリア可能。
PSP版ならディスクの入れ替えをしないで遊べますので、コチラもお勧めします。
今でも何かとネタにされることがあるほど伝説的な作品です。

腐食の瞳

PSの同人エロスゲーム。
サークル名は「Circle RGB」
PS初期型で動作可能でした。

 

 

武甕槌神(タケミカヅチ)や経津主神(フツヌシ)、天津甕星(アマツミカボシ)といった日本神話がベースになっています。
他にも少々クトゥルー神話要素が登場する、という感じです。

Refrain〜あの雪の向こう側〜

PS1(PS One)の同人ゲーム。
「電波の缶詰」制作。
夏コミ59にて販売。

かまいたちの夜』のようなサウンドノベル形式で物語を「読ませる」事に重点を置いて開発されたリーフ・ビジュアルノベル・シリーズ(LVNS)の第1弾。
アダルトゲームの歴史に残る一本!
学校が舞台の虚無的なシナリオは人を選ぶシナリオではありますけど、多くのファンを惹きつけた傑作。