SM調教師瞳

任天堂に無断で既存のゲームソフトのロムを別のロムに差し替えて作成・販売された、『アングラソフト』と呼ばれるソフト。
非公認ゲームの代表的な存在としてその界隈では高い知名度を持つエロゲー。
西武企画により発売されたスーパーファミコン用のアダルトゲームであり、このゲームは任天堂の許諾を得ずして発売されたゲーム(いわゆる非公認ソフト)です。
この作品が「ジーコサッカー」と呼ばれる理由は、差し替え元として主に投げ売りされていた『ジーコサッカー』が用いられていて、発売前の過剰在庫品を安値で仕入れて作成されました。

『ジーコサッカー』は発売からあまり間を置かずにワゴンに積み上がってしまった不遇のタイトルでしたが、たくさん制作されたわりに発注がこなかったようで、ワゴンにすら届かずに流通在庫としても大量に積み上がっていたのです。

『ジーコサッカー』以外にも『スーパーメトロイド』や『ヨッシーのロードハンティング』等が差し替え元として使われているそうです。
シリーズは、 Vol.1〜 Vol.3と番外編2作があります。
このゲームはSMを題材とした作品ですが、シリーズによりジャンルが異なります。

 

 

『SM調教師「瞳」VOL.1』

内容はタイトル通りの調教ものなのですが、そのハードさはSMを通り越して猟奇プレイの域に達しています。
『瞳』は主人公である調教師では無く、調教を受けるヒロインの名前。
内容は薄く、30分もかからずに全てのストーリーを見ることが出来てしまうものですが、パソコンが普及する前ということもあって、簡単にエッチなゲームをプレイできるという魅力が本作を有名にしたのです。
借金を返すためにどの水商売に身をやつすかを選択できます。
セーブ機能はありませんが、どれを選んでも結局はすべてのルートを見られるので問題ありません。

 

 

事業に失敗した父親の借金のカタにさらわれた瞳は、無惨に処女を散らされた後も犯され続け、悲惨な日々の中で男の悦ばせ方を学んでいきます。
とうとう男を手玉に取る技術を身に付け、彼女の天職である調教師となり、SMクラブ「ソドム&ゴモラ」を経営し始めるまでになります。
最後によくわからない実写のエロ画像が出てゲームクリア。

 

りばーす☆きっず

コミックマーケットで頒布されていた任天堂非公認ソフト
色鉛筆で描かれた女の子パッケージが特徴的。
脱衣オセロゲームであり、対戦相手は「みりか」というキャラで、対局時に大学生と幼稚園児の2つの姿から選んで遊びます♪
オセロでこちらが勝てばみりかちゃんは少しずつ脱いでくれます。
しかし、異様に強くて勝つのは大変難しいです。

 

 

パッケージやメニュー画面には中学生のみりかもいるのだが残念ながら対局出来ません。

JAP!が販売した『瞳 番外編2』と同様、形状がいわゆる(洋ゲーを動かすための)ゲタのような形の開発用カセットで、動作させるにはゲタの上に正規(公認品)のカートリッジを挿さなければなりません。

現物は入手困難となっています。